












「居心地がいい空間」や「楽しい時間」という意味合いを持つデンマークの言葉、Hygge(ヒュッゲ)。日が短く、家で過ごす時間が長いからこそ暮らしの心地よさを大切にするデンマークの文化は、現代の私たちの生活にも通ずるものがあると感じます。
Dhal Homesにてお取り扱いさせていただいているデンマークの家具ブランド、TAKTのイベントに合わせ、この度2種類のオリジナルアイテムをお作りしました。Dhalが23SSに製作したコットンリネンのドビー織生地は、ぐんぐん気温が上がるこれからの季節も心地よくお過ごしいただけます。
生地は一見するとシンプルなボーダーのようですが、よく見ると小紋柄、平織り、ヘリンボーンが様々なピッチで織られています。白地の部分も実はヘリンボーンになっており、使い込んで洗濯をしていくと生地に凹凸が生まれて表情豊かに変化していきます。今回は無地の部分とボーダー部分とを組み合わせ、アーミッシュキルトの模様に仕立てていただきました。
アーミッシュの民族に伝わるアーミッシュキルトは、珍しく男性が行う手仕事として古くから継承されており、ピースの構成が簡素でとても潔いのが特徴です。ただシンプルというわけではなく、少ない要素にデザインの本質を込める美しさがあります。生地の空気感を掴み、単純な線や形の組み合わせにより柄を表現する、ストイックでピュアなものづくりがかっこいいのです。
さらりと気持ちのいい肌触りの生地に、涼やかなカラーリングのアーミッシュキルトのクッション。ご自宅でほっと一息つく時間に寄り添うことができたら嬉しいです。
Dhal (ダル)
2018年よりコレクションを展開。愛知県名古屋市にて、尾州などの地場産業を活かし、自社で糸や生地から製作、販売までを一貫し服作りを行っている。デザイナーの水谷は"着る人の心の栄養になりたい"と、まだ見ぬものを模索し挑戦を続ける。
◯C/Li Dobby Border cotton 70 linen 30
建築家カルロ・スカルパのモノづくりへの姿勢に着想を得て生地を製作。1960年代後半から1970年代、イタリアのみならず世界的に過去の建築が転機を迎え変わっていく中、過去の歴史に敬意を払い、技術力の高い職人が点在するヴェネツィアを中心に、素材そのものと職人の技術を最大限に活かし活躍しました。そのモノづくりへの姿勢には、カルロ・スカルパの素晴らしい哲学が垣間見られます。
細番手糸で織柄を作り、軽さと気品を出すため、ジャガードではなくドビー織機にて製作しました。白柄部分にも柄で変化をつけ、織と素材の融合から出る様々な表情を楽しんでいただける生地です。
size (cm)
41 × 41
素材:コットン70% リネン30%
※こちらはカバーのみの販売となっております。
(40センチから43センチ角のクッションがおすすめです)
※お客様都合での返品・交換はいたしかねます。
※採寸に若干の誤差が生じる場合がございます。ご了承下さい。
※素材本来の生地の特徴を生かすため、生地づくりにおいては劇薬をなるべなく使わない製法にしております。そのため同素材・同サイズでも個体差がございます。
使用に支障を来たすキズ・穴以外は素材の特徴と捉えております。
ご理解いただき、お楽しみいただけると幸いです。
※こちらの商品は店頭でも同時に販売しているため、決済完了された場合でも売れ違いが生じる可能性があります。予めご了承下さい。
※送料 5,000円(税込)お買い上げで送料無料