建築家でもありプロダクトデザイナーでもある黒川雅之さんが1991年に手がけたP+Gのご紹介です。
ゴムでできた2つの円をプラチナで繋いだブレスレットは余白もデザインなのだと感じます。置いたときの美しさと、身に付けたときの美しさ。人との距離で異なる美しさに惹かれます。
身につけると面積の広いブレスレットになりますが、2本の細いゴムでその幅を形成しているので余白の部分が多くなり、アルファベットのHのようなデザインが腕に浮かび上がります。
そして2つの黒い円をつなぐプラチナの部分はまるで野心や憧れ、希望の光のようにも感じ、ジュエリー自身が意志を持っているかのようです。
着脱がとてもしやすく、直接肌に触れる部分がゴムなので金属が苦手でなかなかジュエリーを楽しめなかった方にも挑戦していただきやすいブレスレットです。男女問わず身に付けていただけるように少し大きめの円でできています。そのため手が小さい方ですとそのまま手首に付けると、ゆるいことがあります。ですが、そこがゴムの良いところ。自由自在に形を変化させることができるのです。シャツやニット、ジャケットといった服の上からリストバンドのようにつけることができます。ゴムだからこその楽しみ方を是非見つけていただきたいです。
何かと違うデザインではなく、ドキッとしたりハッとすることで感動を生み、人を幸福にするデザインを続けられています。アイデアをスケッチし、それを形にするため町工場やメーカーを探し実現化を目指す。常に挑戦されている姿勢はダルの目指す姿勢でもあり、黒川さんの作品がお店に並び身が引き締まります。
デザインで一番大切なことは、相手が自らの思想にもとづいてクリエイティブになること。
黒川さんの言葉です。
P+Gを見ると、興味がわいたり、どうやって合わせようと考えたりするのは、黒川さんのデザインに自分のクリエイティブな部分を刺激されているからなのかもしれません。
黒川雅之
建築家/プロダクトデザイナー
1937年愛知県名古屋市生まれ。
建築デザインとプロダクトデザインを両立する、日本では特異な存在です。
代表作の多くは、自ら仕掛けたプロジェクトによって誕生しており、合成ゴムを使用したGOMシリーズは1979年にニューヨーク近代美術館MOMAの永久コレクションに選ばれています。
素材の持ち味を生かしきるマテリアルコンシャスな感性と極限まで追求されたシンプルな造形が魅力。
現在も様々なプロジェクトを進行しており、2023年8月には新作「DOKI」を発表しています。
P+G/1991年
ゴムとプラチナのジュエリー。プラチナは何にも侵されない強い金属で神々しい光を発する、神のイメージ。ゴムはあくまでも光を吸収し、黒い色は悪魔のイメージを持つ。神と悪魔の出会ったジュエリー。この対立するイメージの素材を組み合わせて、カジュアルにも着けることのできるジュエリーを商品化したもの。アメリカコロラド州のデンバーミュージアムのコレクションになっています。
こちらの商品は1991年当時のデッドストックとなります。
color:black
size: one(cm)
内径6.4
素材: プラチナ (Pt.850)/シリコンゴム
※ゴムの特性上、白んでいる場合がございますがブルームというもので不良ではございません。ご了承ください。
※採寸に若干の誤差が生じる場合がございます。ご了承下さい。
※こちらの商品は店頭でも同時に販売しているため、決済完了された場合でも売れ違いが生じる可能性があります。予めご了承下さい。
※送料 全国一律5,000円未満 880円(税込)